突然ですが、あなたは何歳ごろから英語に触れてきましたか?
私自身は英語は中学で初めて教科として学びました。
英語で数を数えることだけは、小学生のころ親に教えてもらった記憶があります。
今の親世代は私と同じように中学で初めて!という方もまだまだ多かったのではないでしょうか。
あるいは小学校高学年ごろから英語教室に通っていたという方もいますよね。
今や多くの保育園、幼稚園でも英語タイムがあり、公立小学校でも3年生から外国語学習の時間が始まっていますね。
(私が暮らす船橋市では、小学校1年生から外国語学習があるなど、自治体によっても差があります)
早くから英語に触れさせたほうがいいのかな、習わせた方がいいのかな、と検討されているご家庭も多いかもしれません。
まずは、おうち遊びに英語を取り入れてみませんか?
今回は英語を使ったおうち遊びの中でも、
・英語が苦手な親もOK
・3歳ごろから小学生くらいの子どもと遊べる
・高額教材は使わない!
そんな遊び、ゲームをご紹介しますね!
読み終わったら、早速遊びたくなるはず♪
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
英語×おうち遊びは良いことづくし!
英語に苦手意識のある大人が多い日本ですが、
これからの子どもたちには言葉の壁で夢を諦めることなく、世界を舞台に活躍できる人になってほしいですね!
それには園や学校だけでなく、おうちでも遊びながら英語に触れる機会を作ることがオススメ。
英語で遊ぶメリットはたくさんあるんです!
英語はコミュニケーションツール
英語=勉強、英語=学校で学ぶもの、そして英語=苦手科目‥そんなイメージを持ってしまう前に。
英語はコミュニケーションをとるためのものです。
家でも、園や学校でも、家族やお友達、先生とわかり合うためのツールですよね。
保護者と共に過ごし、いろんなおもちゃで遊びながら母国語(日本語)の語彙も増えていくように、
英語も遊びの中で自然に触れていけば、壁も感じにくいのです。
おうちの人と過ごす中にも英語が存在するというのも大事になってきます。
園や学校、英語教室の先生との限られた時間だけ英語に触れていると「英語=特別な時間だけのもの」になってしまいませんか。
お家でもお外でも、園や学校でも、いろんな場面で英語に出会える環境を用意してあげたいですね!
家族のコミュニケーションタイムになる
現代はYou Tubeやスマホアプリ、デジタルゲームなど種類が豊富で、個々に画面を眺める時間がついつい増えてしまいませんか?
こどもの成長にあわせてアナログなゲームも積極的に取り入れていくと、親子遊びのバリエーションも増え、親子の時間がますます楽しくなりますよ!
そしてそこに英語もプラスしてしまおう!というわけです。
ここでは親の英語力は必要ありません。
一緒に遊べて嬉しいね!一緒に学べちゃうね!
そんなシアワセを感じてみてほしいです。
親子で顔を合わせて楽しみながら、英語の土台まで育てられるとしたら、最高じゃないですか?!
おうち遊びだからこそ、ルールは柔軟に対応できる
今回ご紹介するものは基本的な遊び方(ルール)があるものですが、親子であそぶ場合は子供のレベルに合わせてルールを柔軟に変えることができます。
これはデジタルのゲームやアプリ等、また園や教室など人数が多い場では難しいことですよね。
親子や年齢差がある兄弟で遊ぶ(対戦する)場合はハンデを決めるなどして、どの家族も楽しめるように工夫ができます。
特別ルールを決めることも、遊んでいくうちにどんどんと慣れてくるものです。
応用力、コミュニケーション力もますますUPしますね!
ぜひ”我が家の楽しみ方”を見つけてくださいね。
英語で遊ぼう!オススメ7選
ここからは、遊びながら英語に触れられるおもちゃやゲームをご紹介していきます。
英語教育・知育にこだわらず、純粋に”遊び”として楽しめるもの、何度も繰り返し遊びたくなるというのがポイントです♪
英会話が苦手なママにとって、英語で声掛けをしながら遊ぶのはハードルが高いもの。
そんなときは必ずしも親が子どもに英語で話しかける必要はありませんよ。
まずは親子で簡単な英単語を声に出す、英語に親しむことから初めてみましょう!
シンプルな声掛けフレーズも少しご紹介しますので、慣れてきたらこちらも取り入れてみてくださいね。
絵合わせ・絵探しゲーム
英語苦手ママも!マッチングゲーム
2,3歳さんからのおうち遊びにピッタリの、絵合わせゲーム。
英語ではMatching GameやMemory Gameと呼ばれます。
神経衰弱という名前でピンとくる方も多いのではないでしょうか。
子供の頃、神経衰弱はトランプ遊びの定番でしたよね!
《基本の遊び方》
①カードを裏向きに場に広げる
②プレイする人は2枚選んで表に返す
★でてきた絵柄の英単語を一緒に読み上げよう
ー同じ柄が揃ったらその2枚のカードをもらえ、次の2枚をめくれる。
ー柄が揃わなければ裏向きに戻す
③次のプレイヤーの番
④場のカードがなくなったら終了。
より多くのカードを持っている人が勝ち。
絵本作家のBob barnerさんのイラストでとてもかわいいマッチングゲームで36組72枚のカードがはいっています。恐竜バージョンもありますよ。
我が家の場合は36種類の生き物をすべて使うと多く感じたので、はじめはより馴染みのある動物を選んで遊んでいました。
海の生きものや農場の動物など色々と入っているので、種類で分けて遊んでも楽しいです。
メモリーカード
基本の遊び方がまだ難しい年齢のお子様にオススメの遊び方はコチラ。
《かんたんな遊び方》
①カードを表向きに場に広げる
(数を減らすのも◯)
②これと同じものはどこ?と親がひとつ指さして、子どもに探してもらう
★絵柄の英単語を一緒に読み上げよう
先に紹介したマッチングカードでこの簡単な遊び方で遊ぶこともできますし、こちらもオススメ。
ドイツ・ラベンスバーガー社のメモリーカードは、乗り物だけでなく、テディベアの形に切り出されたものや、ディズニーキャラクターや動物、植物や果物など種類も豊富でとても人気です。
こちらは英単語は書かれていないので、英語苦手ママには少々下調べが必要かもしれませんが、こういった本(Picture Dictionary、英語絵辞典など)とあわせて楽しむのも楽しいですね。
遊びに慣れて余裕が出たら、こんな英語も使ってみましょう!
・What’s this?(これ、なあに?)
・It’s a ◯◯!(◯◯だね!)
ほかにもMatching GameやMemory Cardなどと検索してみるといろんな商品があります。
ぜひお子様の好きなものを見つけて、繰り返し遊んでみてください。
DOBBLE(ドブル)/Spot it! で絵探しレベルUP
フランス発祥のDOBBLE(ドブル)は、丸形のカードに複数のイラストが書かれていて、2枚のカードの共通するイラストを見つける!というもの。
《基本の遊び方》
①山札から各プレイヤーにカードを1枚ずつ配り、表にしておく。
②山札をめくり、共通するマークを見つけたらマークの名前を言う。
★見つけたものを、英語で言ってみよう
「One!」「Red circle!」など、見つけたものをシャウトします。
③共通するマークの名前を早く言えた人がそのカードをもらう
④②③を繰り返し、山札がなくなったら終了。たくさん持っている人が勝ち。
英語圏ではSpot it!という名前で親しまれており、ディズニーキャラクターやミニオンズ、ポケモンなどいろんなバージョンが販売されています。
下の写真だと、陰陽マークが共通していますが‥英語となるとちょっと難しいですよね。(Ying and Yangというそうです←私も初耳!)
英語ビギナーの場合は、アルファベットや形、数字などのドブルを選んでみてくださいね!
成長してアルファベットや数字だけでは簡単!単調!となってきたら、写真のような絵柄のものを選んでみたらいかがでしょうか。
その場合は遊ぶ前に英単語を一緒に確認すると良いですね!
アルファベット・英単語で遊ぶ
絵遊びをとおして段々と英語の音や文字に慣れてきたら、単語あそびも取り入れてみませんか?
100均アイテムでもできる英単語あそび
DAISOで購入した、お風呂で遊べるアルファベットは我が家でも重宝!
はじめは単語をつくらなくてもOK!
まずはアルファベットを見て、触れる。そんな環境を作ってあげるだけで良いのです。
我が家ではお風呂の壁に貼って、アルファベットを使って変なお顔を作って大笑い、なんて日もありますよ!
BANANAGRAM/バナナグラム
こちらはバナナグラムというアルファベットピースが入った英語教材。(ピースが小さいので小さいお子さんがいるご家庭はご注意くださいね。)
バナナの入れ物やカラフルなピースが可愛らしいですね!
《基本の遊び方》
①すべてのタイルを文字面を下向きにして広げる
②人数に合わせて、指定されたピースの数を配る
③左から右または上から下に読めるようにクロスワードの要領でアルファベットを並べる
④手持ちのすべてのピースを早く使い切った人が勝ち。
こんな基本の遊び方が書かれていますが、アルファベットポスターや絵辞典などを眺めながら、知っている単語ひとつ作ってみるだけでもOK。
ルールにとらわれず、たくさん触らせてあげてくださいね。
きれいに並べた!同じ文字を集めた!そういったことだけでもいいんです。
できたことを見つけて一緒に喜ぶ、だからまたやりたくなる!その繰り返しが大切です。
SCRABBLE/スクラブル
こちらもバナナグラムと似たクロスワード的なゲームですが、スコアで競うという点で少しハイレベルになり、中高生や大人もハマります(高校生のころ、姉とひたすら対戦していました)。
とはいえ、我が家では園児さんのころから娘とも遊んでいます。
パチパチとピースがはまる感覚も面白いようです。
Sから始まる単語はなにがある?Aから始まる単語は?など、身近な単語を自分で作ってみるという経験からスタートし、
音は知っているけど綴りを知らない単語を調べるきっかけになったり、
GATEとDATEは1文字違いだな!などと単語のつくりに気づいていくきっかけになったり。
いろんな学びのきっかけになります。
より高い得点をとるためには、戦略を立てることも必要。
計算力や思考力もつきますね。
《基本の遊び方》最大4人で対戦できます
①各プレイヤーにランダムに7つずつタイルを配る
②最初のプレイヤーはボード中央のマスを含めて、左から右または上から下に向かって英単語をつくる(2文字以上使う)
③使ったタイルにかかれている点を加算しスコア表につける(※)
④使った数だけランダムにタイルを補充する
(プレイヤーは常に7つタイルを持っている状態になる)
⑤次のプレイヤーは場にある文字とつなげて、手持ちのタイルから英単語をつくる
⑥タイルを使い切る、もしくは誰も単語を作れなくなったら終了し、スコアが一番高い人が勝ち。
※盤面にはダブルトリプルスコアのマスがあるので、それも計算に含める
ダブル(トリプル)レターのマス→その文字のスコアは2倍(3倍)
ダブル(トリプル)ワードのマス→そのマス使った単語全体のスコアを2倍(3倍)
語彙力に差があるときのハンデ例
・大人は調べるのNG、子どもは調べてOK
・大人は基本ルール通りにランダムにタイルをひく、こどもは自分のほしいタイルを選んでいい
・大人は4文字以上に限定
など
柔軟にルールを設定して、楽しく遊んでみてくださいね!
BBカード
こちらは人気英語教材の英語カルタです。
64枚の絵カードとそれに対応するセンテンスカード、読み上げCDなどもセットになっています。
日本語のカルタと同様に、同じ文章を繰り返し聞いて遊ぶことで、文章を丸ごと覚えてしまうんですね。
文章丸ごとが身体に染み込んでいくことで、語彙が増えるだけでなく言葉の持つリズム、文法的な感覚が育まれていきます。
《基本の遊び方》
①場にカードを表向きに広げる
②読み手がセンテンスカード(読み札)を読む※CD音源もあります
★聞こえたセンテンスを”なんとなく”真似っ子して言ってみよう
③読まれたカードをいち早く見つけた人がとる
④②③を繰り返し、場のカードがなくなったら終了。たくさん持っている人が勝ち。
英語がわからないのに、どうやってカードを選ぶの?と思われるかもしれませんが、DogやMonkey、Red、Yellowなど、なんとなくカタカナでも知っている単語をヒントに、子どもたちはどんどん覚えていきます!
そして頭が柔軟な子どもは、センテンスのマネっ子も上手!単語ひとつひとつがわからなくても、雰囲気で真似することができるのです。
BBカードについてはこちらの記事にて「どんな力が身につくの?どこで体験できる?どこで買える?」など詳しく記載していますので、こちらもぜひ御覧くださいね!
まとめ:遊びながら英語を身近に!
ここまで遊びながら英語にふれるメリットとおすすめゲームをお伝えしてきました。
親子あそびの際には、心にとめておいてほしいことがあります。
それは「親子で過ごす時間、そのものを楽しむこと!」
それが、親子で楽しく継続するコツなのです。
今日はこの単語を覚える!どこまでできた?などの成果は、あとからついてくるもの。
子どもたちにとって、楽しく満たされる時間だからこそ、またやりたくなる。
何度も繰り返すからこそ、英語の音やリズム、文字にふれる機会も増えていきますよ!
当教室では、年長さんから小学生向けのBBえいごプレイルームを開催しています。
カルタやトランプで遊ぶことが好きなお子様なら、英語に特に興味がなくても、椅子に座ってお勉強するのが苦手な子も、楽しく英語の土台を育てることができますよ!
ぜひ一度体験してみてくださいね。