自分の子どもより上の年齢のことって、少し先のことでもイメージしにくくないですか?私、特に初めての子育て中は、日々変わっていく子どもに、その時その時対応するのに精一杯。やっとハイハイするようになった我が子の横でよちよち歩く数ヶ月先に生まれた子を見て「わ~こんな風になるのねぇ」と感心してみたり、先輩ママに話をきいては「へ~」「ほ~」の連続。
そんな風だから、私自身コウメが1歳のころにおうち英語をスタートしたときも、自分が楽しむため、遊びのバリエーションを増やすため、それに英語に慣れてくれたらいいな♡くらいに思っていました。あれからもうすぐ4年、「これから英語どうする?どこを目指す?問題!に直面しております。
「ムリなく、ムダなく、18歳でバイリンガル」がキーワード
おうち英語、子育て英語、バイリンガル育児、などに興味のあるママ。子どもには英語で苦労してほしくない、英語は早くからやらせたほうがいいと思っているママ。つまり「子どもの英語、どうする?」問題に興味のあるママたちみんな!。2019年5月に発売されたばかりの本で、児童英語、親子英語講師の間でも話題の1冊を紹介します♪
0歳から始められる!子どもの未来を広げる「おやこえいご」
各年齢の具体的な取り組みもわかりやすいのですが、おうち英語に取り組むにあたっての「18歳でバイリンガル」という明確な目標と、そこへの道のりがとても参考になります。
オススメなのが、「18歳でバイリンガル」のこの方法を基準にして、じゃあうちの子はどうする?を具体的に考えてみること。
「この方法でやってみたい!18歳でバイリンガルめざす!」でもいいし、「うちはここまでは英語の取り組みに力を入れられないかも。」でもいい。ざっくりでも「じゃあどこを目指す?何をする?」を考えることに意味があり、それがお金も時間もムダにしない、我が家なりの取り組みをするきっかけになると思います。
著者の小田先生のお子さん達は実際にこの方法でバイリンガルに育ったそう。「将来は交換留学くらいはするかしらと思っていたけど、結果海外の高校・大学に進学した」そうです。実際に海外の学校に進学するかはさておき、それが進路の選択肢の中に入ってくるという意味で、本当にタイトルのとおり「子どもの未来を広げる」取り組みですよね。
0歳から18歳まで、子どもの発達や生活の変化などにあわせた英語習得の道のりがイメージできるので、思うように成長が見られない時期や、「英語イヤイヤ期」があったとしても、これまでの蓄積と今後を踏まえて「今はこういう時期」と無駄に焦らずにすみます。
この方法、あくまで日本語メインの子育て。それでもバイリンガルを育てる努力は並大抵ではありません。無理なくできる取り組みではあるけど、楽にできることではないということがはっきりわかります。
おうち英語、「まずは絵本から」とか「こんな語りかけができるよ」といった、幼少期の親子での取り組みに特化したサイトや本は、たくさんあります。これで親子で英語を楽しむ時間を作ってみよう!とやりはじめるまではいいのです。いざやってみるものの、なかなか継続できなかったり、成果が見えずモチベーションがさがってしまったり、また別の方法を探して迷走したりというのよくあること。「英語は早くからやらせた方がいい」と英語教室に通わせたものの、結局やめてしまい取り組みも継続できないということもめずらしくありません。
始める前に!始めてからでも!どこをゴールをするのか、どうやってすすめていくか、ちょっと俯瞰でみてみる。英語に限ったことではありませんね。さて、我が家もどうしよう!
…レビューが長くなってしまいましたので、今回はその他の本の紹介は簡単に。
ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語
この手のタイトルはあまり好きじゃないんですけど(笑)キャッチーすぎるやつにキャッチされたくないから?
こちらも、18歳までに英語をモノにするまでの道筋を具体的に知ることができる1冊。前述の「おやこえいご」は0歳からの親子での取り組みがメインで紹介されているのに対し、こちらは幼児期から小学生以降の学びの進め方がメインです。”4技能”や”フォニックス”など、気になるワードについても知っておくことができます。
おむつはずし・親子英語・読み聞かせ 子どもの生き方を育む”今”母としてできること
HIMAWARI-英語と育児の親子教室-の渡邊いくみ先生の著書。親子英語だけでなく、小さい子の子育て中の今、お母さんたちだからこそできること、大切にしたいことが書かれています。
▶私がこの本を紹介した記事はこちら
井原さんちの英語で子育て
お子さんと過ごす一日の中で使うフレーズがたくさん。シンプルなものから少し長めのフレーズもあり、英語で語りかけをやってみたい方にオススメの1冊。
1日5分からの英語で子育て
真のバイリンガルを育てる英語メソッドが人気のサニーバニーの先生の著書。英語絵本を使っての英語コミュニケーションが具体的でわかりやすいです。生活シーンごとのフレーズも。