耳がきこえないって、足が動かないって、文字が読めないって、
おとうさんもおかあさんもいないって、どんなかんじかなぁ
いろいろなお友達の立場にたって考えてみている主人公の男の子と一緒に、私も娘といろいろなことを想像してみました。目が見えないこと、耳が聞こえないことはピンとこない様子。おとうさんおかあさんがいなかったら、毎日会えなかったら、を考えると悲しそうな顔に。他にもいくつかのことを想像してみました。
「相手の立場にたって考えてみる。」って、家族とのやり取りの中で、お友達と遊ぶ中で、幼少期から少しずつ学んでくることですよね。こんな風に、絵本の世界で一緒に考えるというのも、すごく良い機会になりました。
自分にとっての当たり前がみんなにとっての当たり前ではなく、いろんな子がいる。いろんな違いがある。
それは毎日顔をあわせる幼稚園のお友達もそうだし、道ですれ違う人も、まだ会ったことのない人も、世界中の人のことも。いろんな暮らしや文化があって、いろんな同じやいろんな違いがある。
娘世代の子どもたちにもたくさんのことを知っていってもらいたいと願います。
知るって大事。知らなければ、相手の立場にたつことはもちろん、興味を持つことすらないんですから。学生時代、こんなことばかり考えていたなぁ。
パパと娘で図書館に行った時に中身を見ずに借りてきたというこの本でしたが(ジャケ借り😅)出会いに感謝。いつも母娘で絵本を借りに行くのですが、目に付きやすいコーナーとか、お気に入りの作家さんとかどうしても偏りがありますよね💦
時々パパと図書館に行って一緒に選んできてもらうっていうのもオススメします。