日本語で鳥やひよこの鳴き声といえば…
かなり前のことになりますが、Eテレの語学番組で日本人とアメリカ人が鳥の鳴き声について話していました。日本人タレントが「日本語では”ぴよぴよ”」と言うと、アメリカ人は
“Birds have no lips, so they can’t go /P/!”
「ぴよぴよなわけないやん!くちびるないのに!」と反論していました。
言われてみれば!そうです。/p/は唇を閉じた状態から、押し出すように勢いよく息を出すときの音。唇がなければそもそも出るはずのない音、ですよね。
ちなみに英語で鳥の鳴き声は”Tweet, tweet”…ツイッター、ツイートするはここからきていますね。唇がくっつかなくても出せる音です。唇がくっついていたら出せない音です。
じゃあくちばしはどうなんだ…くちばしを閉じていてそこから発せられる音は…ぶつぶつぶつ…この先は未検証なんですが、どなたか興味あればお付き合いください。笑
この日の番組テーマは【ニワトリは、英語では“コケコッコー”と鳴かない?!】とのことで、ほかにも、ニワトリ、さる、ヒツジなど。日本人とアメリカ人で一緒に動物園を周りながら、いろいろな動物について検証していましたよ!
英語には音の種類がたくさんある!
英語には音がたくさんあります。母音だけでも音素が細かくわかれているんですね。そのため動物の鳴き声のような”音”も、比較的表現しやすいのでは?と先生も解説されていました。日本語は抑揚があまりない言語ですが、それに対し英語は強弱など表現の幅も大きいですしね。。

音の種類が多くて動物の声も表現しやすい。それはいいんですが、音の種類が多いし、日本語にはない音がたくさんあるから…
だから、日本人には聞き取るにも発音するにも、ハードルが高いんですよねぇ!!
フォニックス講座では、/p/の息の出方を体感したり、上記のようないろんな「あ」を聞き分けられるように、そして言い分けられるように、知識をお伝えし、繰り返し練習していきますよ~!
【おすすめ番組】Eテレ 知りたガールと学ボーイ
ほかにも【ネィティブスピーカーはデリシャスとは言わない?!】【外国人が読めないローマ字】など、レッスンのときの小ネタになったり、フォニックスの気づきがあったり。毎回毎回の検証内容もおもしろいし、”今日のキーフレーズ”も会話を円滑にするようなシンプルな言い回しを紹介していて参考になります。
年中コウメもわかっているのかわかっていないのか?ケタケタ笑いながら見ています。小学生、中学生のお子さんにとっても、英語だけでなく日本文化と海外文化との違いなどいろんな気付きがあると思いますよ!ユリアンさんとミキさんのおしゃべりも面白いですしね~。
公式HPから過去の放送すべて視聴できますので、お子さまとぜひ見てみてくださいね!(2020年1月現在)
…って2019年度の番組なので残り放送回数も少ないか?!夏にみた番組の話をようやくUPするとは…orz
こちらでは動物の鳴き声を楽しめる絵本を紹介しています。英語も日本語も両方載せていますよ~お子さんとぜひ見てみてくださいね!
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